油彩ー取材をもとに/学生〈4〉
おつゆ状に溶いた油絵の具を画面全体に1層引き、乾燥後にホワイトで明部を描き起こします。立体感、空間感を意識して、厚みのある表現をしていきます。
明るい面が描き起こされて、大きな画面構成が見えてきました。この上に固有色をのせていきます。
ホワイトで木漏れ日の雰囲気を出し、乾燥後にまたおつゆの絵の具。この繰り返しで厚み、深みが出てきます。樹を見上げている空間の様子が出てきましたね!
ホワイトで池の鯉の形態を中心に描き起こします。地に塗った横縞模様と相まって、不思議な面白い効果が生まれています。
前景から奥への空間のつながりが、地のグラデーションやホワイトの強弱により、とてもよく表現されていますね!
狙いが明快で今後の展開もイメージしやすいですね。
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