「小学生=明るく、元気に」でなきゃダメ???
小学生クラスは、基本的に月替わりのカリキュラムを組んで絵画や工作など、色々な素材に触れながら制作をしていますが、なかには「鉛筆デッサンだけをしたい!」という子もいたりします。珍しいですけどね。
彼はペンなどを使った単色の制作では眼を見張るような緻密な制作をする反面、絵の具などで楽しくカラフルに仕上げるような制作が嫌いです。
そして将来は画家になりたいのでデッサンをしたい!というハッキリとした熱意を持っています。
…「小学生=明るく、元気に」という大人の決めつけが彼にとっては息苦しかったのです。
そして、小学生がデッサンばかりなんて退屈だろうと思っていた私にとってもこの件は目からウロコでした。
物静かですが強い意志を持つ彼。親御さんとも話し合い、現在はひとりだけ別メニューでデッサンをしています。
ちょっと難しいかも…と思うモチーフも敢えてやってみたり。でもどんどん吸収してますね!
何よりも好きなことを伸ばしてほしいという思いです。
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