《高校生》画材の特徴を活かして
高校生たちの制作の様子。
油彩、水彩、アクリル…と希望によって扱う絵の具はバラバラですが、それぞれ特徴がよく出ていて面白いです!
静物モチーフを組んで、キャンバスに油彩でガッツリと。
少しおとなしくまとまっていた所に大胆に絵の具を置き、再構築していく最中です。
表情豊かで、アグレッシブに絵の具を足し引きできる点も油絵の魅力です。
一見油絵のようですが、キャンバスにアクリル絵の具で描いてます。
油彩のようにも水彩のようにも扱える柔軟性がアクリルの特徴です。
乾きが速いので画面上で絵の具はあまり動かせませんが、その分厚みを出すのは油絵よりも容易です。
こちらはアクリルガッシュ。
マットな質感で発色がとてもよく、塗り重ねても濁らずにクッキリハッキリとした表現が可能です。
画材の特徴と画風がよくマッチしてますね!
シティポップな風景画に仕上がりそう。
こちらは水彩です。
緻密に塗り重ね、錆びた古いランプの質感に肉薄しています。
馴染みがあり扱いやすい絵の具ではありますが、濁りやすく油絵のように簡単に修正できず、滲みやボカシなど極めようとすればなかなか奥の深い画材です。
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