[休講中]作品画像送ってもらいました〈9〉

休講から2ヶ月近く。
再開に向けアトリエ大掃除中…埼玉はまだ緊急事態宣言の解除には至っていませんが、先が見えてきたかな??


高校生の作品です。自宅で描いたデッサンを送ってもらいました。
ペットボトルのお茶、丁寧に描けてます。
調子が綺麗で透明の容器から光が透ける印象が出てますね!
ハイトーンの微妙な変化をよく感じとりつつ、ロゴがピリッと効いてます。
ただ、しっかりと描けているのですが「文字」を意識し過ぎたあまり、ボトルの立体感が損なわれています。

日常生活の中でもとりわけ重要な視覚情報である「文字」や「顔」。
絵の中でも主役の部分です。これはどうしても過剰に意識してしまいますね。皆さんそうです。

目に映ったものをありのまま、立体的に描くためには、認識の変換が必要です。
文字ではなく『円柱の表面に張り付いている平面図形』、顔ではなく『球の表面の小さな凹凸』と認識できるようになれば、立体的かつ自然に表現できるようになります。

この意識の変換を促すためには。。。やっぱり経験しかないですね〜
数をこなすうちに、ある時霧が晴れるように悟る時が来るはず!


絵画教室【ATAGO ART Lab./あたごラボ】

社会人から小学生まで、趣味・習い事・受験対策に! 上尾〜桶川の絵画教室です。

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