《小学生》コンクールに出品してみよう
小学生クラスでは8〜9月にかけて、児童絵画コンクール出品希望の人たちが制作をしました。
あたごラボでコンクールに出品するのは、実は今回が初めてです。
これまで出品しなかったのは、児童絵画コンクールに対して私自身があまりポジティブではなかったからです。
全国には様々なコンクールがあり、入選作品はどれも素晴らしい力作揃いです。
同時に、『子どもたちにはこうあってほしい』という大人の強い期待と『こう描けば入選する』というメソッド、その期待に応えたいという子どもの気持ちが作品から滲み出てる…と、少なくとも今までの私にはそう感じられました。
…いい絵を描いて、認められたい!という気持ちに嘘はないと思います。
ただ、今の小学生たちはとても忙しく、学校でも塾でもしんどい思いをしている子が多いのでは…お絵かき教室くらい、のんびりしてもいいんじゃないか。という気持ちが強くあったのです。
でも今回、アトリエに送られてきた募集要項に感心を持つ人、出品希望者が予想外に多かったことから、軽い気持ちでチャレンジしてみることにしました。
と、いうことで、あくまで希望者のみで制作してみましたが…みんなの気合いの入りようといったら!
今回は2つのコンクールに、それぞれ希望する方を選んで出品しましたが、みんなそれぞれテーマについて自分自身でじっくり考え、アイデアスケッチもして非常に高いモチベーションで臨みました。
結果を意識し過ぎていたのかもしれません。
やる気に満ちた制作過程を見ながら。
私の考えもまた、大人の一方的な決めつけだったんだな…と考えを改めた次第です。
もちろん、コンクールに出品したくないという人もいます。この考えも尊重したいと思います。
今後も無理のない範囲で、コンクール出品もカリキュラムのレパートリーに加えていきたいと思います。
そして先日。
審査の結果が出て、アトリエからもみごと入選者が出ました!
おめでとう〜!!
思いの詰まった作品です。本人にとっても大いに励みになったのではないかと思います。
こちらは夏休みの宿題の作品ですが、上尾市の美術展でみごと金賞を受賞しました!
おめでとう〜!!
誇らしいですね。大きな自信になると思います。
0コメント