《高校生》油彩です
展覧会も終了し、久しぶりの通常運転です。
今回は高校生クラスの油絵制作をご紹介。
近所の公園の樹をテーマに選びました。
本人にとっては久しぶりの油彩ですが、筆の運びや構図ものびのびと気持ちよく、ブランクを感じさせないですね!
重厚な幹の質感、手前に張り出す根の動きに作者のねらい、強い気持ちが見てとれます。
主役である樹に対して、引き立て役の奥に抜ける空間をどう表現するか。完成をイメージしながら進めていきましょう。
こちらも樹ですが、実物の薪の束をモチーフに。ほぼ完成です。
あえて接地面を切った構図、色彩の使い方など、絵づくりに対して主体的な姿勢が伝わってきます。
…単調な茶色になりがちなモチーフですが、パステル調の差し色を全体の調和の中で散りばめ、リズムを生んでいます。形態と調子の関係が少しずつ掴めてきたかな?
常に自分なりのテーマと工夫をもって制作している彼女。着実に成長してます!
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