《中学生》花を美しく!
中学生の6〜7月にかけての課題の様子。
切り花の造花を観察しながら、色鉛筆を使って美しく描いてみます!
部活やテストなど…日々忙しい中学生たちなので、時間を長めにとってしっかりと描き込んでいきます。
みんな集中していて完成度高く仕上がりそう!
ひらひらした花びらの繊細な雰囲気をよく感じ取っています。
白い花は特に難しいと思いますが、合う色味を粘り強く探ってますね。
色鉛筆はソフトな色調が魅力な分、どうしても弱くあっさりしがちですが、茎にしっかりとした調子を乗せることでフレッシュに、いきいきと表現できています。
特に花は陰になる部分の色味に注意が必要です。
単純すぎず、濁らず…というバランスをとるのは非常に難しいですが、よく観察し、色数を重ねて対象に迫ります。
中心から放射状に広がる構造を常にイメージすることで、斜めからのアングルで細かい花びらも立体的に、自然なかたちを捉えられます。
単に固有色の濃淡だけでは簡単すぎて自然な花の綺麗さは表現できないので、かなりの色数を使用してます。
全く逆の色を隠し味のように重ねたりすることでグンと引き立ちます。
色彩感覚を磨くには持ってこいの画材です!
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