《中学生》型紙を使って
3月の中学生たちの制作の様子です。
1・2年生がメインですが、入試を終えて無事進路が決まり、もう受験のデッサンはお腹いっぱいですという卒業生も混ざって制作しました!
今回は、ステンシルの技法を応用した絵画作品…というとちょっと難しく聞こえますが、原理はごくシンプルです。
ハサミで好きな形に切り抜いたコピー用紙を型紙にし、その上から丸めたガーゼでスタンプパッドのインクをポンポンして画用紙に色をつけていきます。
慣れると綺麗なエッジやボカシが作れるので、上手に利用すると非常に完成度の高い作品が出来上がります!
同じ型紙で形を反復させたり、グラデーションをつくったり…アイデア次第で意外なほど表現の幅が広がると思います。
完成度高いですね!
淡い色合いが水中のイメージとよくマッチしてます。挿絵など、イラストにそのまま使えそう。
細く切り抜いた型紙を重ねて。
手法としては版画に近く、暖かみのある質感がいい味出してます。
こちらも版画的なニュアンス。
あえて色数を絞って、シックに黒と金のみ。
いいセンスしてます。
最初から具体的なイメージを設定せず、出てくる形に委ねる自由なスタイル。
この方法ならではの意外性を楽しんでますね!
抽象的な表現の入り口としても、いいアプローチだと思います。
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